「そのファイルは何のアプリで作られたのか」を調べる目的で、Bridgeの「メタデータ > ファイルプロパティ > アプリケーション」を参照する方法がよく行われています。Illustratorは「CS6」や「CC 2017」なども表示されるので、バージョン判別に利用している方も多いでしょう。

 

しかし、Illustratorの場合、Bridgeの「アプリケーション」に表示されるバージョン名は当てにできません。これはBridgeではなく、Illustratorの仕様に原因があります。

 

Bridgeの「アプリケーション」は、Illustratorファイルの場合、ファイル内の「CreatorTool」という情報を表示しています。※注

 

  1. Ai CC 2017で新規ドキュメントを作成し、CS6にバージョンダウン保存します。ファイル内のCreatorToolは「CC 2017」になります。
  2. 次に、CS6にバージョンダウン保存したAiファイルを、CS6で開き、作業をして「保存」をします。CreatorToolは「CC 2017」のままで変わりません。
  3. 2 で「保存」ではなく「別名で保存...」をすると、CreatorToolは「CS6」に変わります。

 

 

このように「保存」と「別名で保存...」で、CreatorToolの情報が異なることがあります。Bridgeの「アプリケーション」はこれらをそのまま表示しています。ここだけを参照していると、上記 2 のファイルがCS6で保存されたことは全く分かりません。

 

このことから、Glee AiはCreatorToolをバージョン判別に利用していません。「詳細情報」にも(混乱を防ぐために)CreatorToolはあえて表示しないようにしています。

 

 

※注:XMPがなかった頃の古いIllustratorファイルは、かわりにPostScriptのCreatorが表示されます。BridgeというよりAdobe XMP Toolkitの仕様と思われます。

 

 

Bridgeの

「アプリケーション」について

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