作成バージョン

「実際にファイルを保存したIllustrator.appのバージョン」を作成バージョンと呼びます。

そのファイルを一番最初に作ったバージョンではないことに注意してください。

 

Glee Aiは、リソースフォークがあれば、そこから作成バージョンを取得します。

リソースフォークがなければ、PostScriptのAI8_CreatorVersionから取得します。

いずれにしても、Illustrator ver8以降のファイルなら、どれでも正確な作成バージョンを取得できます。

 

保存バージョン

Illustratorは、ファイル保存時に「どのバージョンで保存するか」を指定できます。

そこで指定されたバージョンを保存バージョンと呼びます。

 

(なお、下位バージョンでの保存は、指定バージョンで開けるように加工するものです。その加工自体が不測のトラブルを発生させてしまう可能性があります。必要に迫られ、仕方なくする最終手段であり、相応の責任と覚悟が必要です。安易にするものではありません)

 

Glee Aiは、リソースフォークがあれば、そこから保存バージョンを取得します。

 

リソースフォークがなければ、保存バージョンは取得しませんPostScriptのCreatorから取得できるものの、処理に時間がかかりすぎるため、Glee Aiでは利用していません。そのかわりに情報ウインドウの[詳細情報]ボタンを押すとCreatorも取得するので、詳細情報に表示された内容で判断することはできます。

 

作成/保存バージョンが一致しているかどうか

下位バージョン保存をしていなければ、作成/保存バージョンは一致します。

ただし、CC以降は保存バージョンが常にv.17になるので、そこがv.17であれば作成/保存バージョンが一致していると見なせます。

 

Glee Aiは、リソースフォークがあれば、作成/保存バージョンの両方を取得し、一致しているかどうかの検証をします。一致していなかったら情報ウインドウを表示します。

 

リソースフォークがなければ、保存バージョンの取得をしないので、一致しているかどうかの検証はできません。そのため、リソースフォークがないファイルは、勝手に作成バージョンで開かないよう、必ず情報ウインドウを表示します。(勝手に作成バージョンで開いてほしい場合は環境設定で変更できます)

 

リソースフォーク

まず、海苔が巻かれたおにぎりをイメージしてください。ひとつひとつのおにぎりに巻かれた美味しい海苔、それがリソースフォークです。リソースフォークは、macOS専用の特殊なデータです。ひとつひとつのファイルに、おにぎりの海苔のようにくっついています。

 

Illustratorは、それぞれのファイルのリソースフォークに作成/保存バージョンの情報を保管します。

これらはFinderの[情報を見る]で確認できます。

 

しかし、リソースフォークはmacOS専用の特殊なデータなので、Mac版のIllustratorだけがこの保管をします。

Windows版で作られたファイルには、リソースフォーク自体がありません。

さらに、Mac版で作られたとしても、メールに直添付されたり、インターネット共有されたりすると、おにぎりから海苔を剥がすように、リソースフォークはファイルから剥がされ、消えてなくなります。消失してしまうと[情報を見る]のパネルにも表示されなくなります。

 

Glee Aiは、リソースフォークがあるファイルなら、高速に作成/保存バージョンを取得します。リソースフォークがないファイルは、少し時間をかけて中を調べ、作成バージョンのみを取得します。

 

 

Glee Ai - 用語の説明

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