AFLDelete (OS X 10.4以降)
「AdobeFnt.lst」ファイルを一括削除
注1 OS X 10.3 以前には「AFLDelete 1.2」をお使いください。
注2 フォントのトラブルを解決するには、まずセーフブートを試してください。システムのフォントキャッシュが削除されるので大概はこれで治ります。
注3 それでも解決しない場合に AFLDelete を試してください。
注4 それでも解決しない場合は、最後の手段として FWフォントキャッシュクリア を試してみてください。
注5 それでも解決しない場合は重症です。フォントファイルの破損、システムの不具合などが原因と考えられます。
効能
破損した「AdobeFnt.lst」ファイルが原因と思われるトラブルの解消に有効です。
使い方
起動するだけです。自動的に処理を開始します。処理が終わると自動的に終了します。
削除して大丈夫なの?
「AdobeFnt.lst」はAdobeアプリケーションが生成するフォントキャッシュです。
削除しても自動的に新しく生成されるので問題はありません。
よく似た名前の「AdobeFnt.db」等は削除してはいけません。
インストール
任意の場所へコピーしてください。
アンインストール
ゴミ箱で削除してください。
仕様
・Spotlight(mdfind)で検索します。
・Spotlight の検索インデックスが作成されている必要があります。
・処理範囲は Spotlight の検索範囲と同一です。
・名称が「AdobeFnt」という文字から始まり、次に数字が2つ、次に「.lst」の拡張子があるファイルをすべて削除します。
・処理をする前に、以下のAdobeアプリケーションを終了します(クリエータで判別)。
Acrobat
Acrobat Distiller
GoLive
Illustrator
ImageReady
InDesign
Photoshop
Bridge
・上記に加え、名称が「Adobe」で始まるアプリケーションを終了します。
・Adobeアプリケーションがすべて終了した後に処理を開始します。
動作確認
Mac OS X 10.5.8 Intel
更新履歴
v2.2
・削除対象かどうかの判別をファイル名のパターン(AdobeFnt\d\d\.lst)のみにした。
・終了させるAdobeアプリケーションにBridgeを追加。
・名称が「Adobe」から始まっているアプリケーションも終了するようにした。
・Adobeアプリケーションがすべて終了しなくても処理をしていたが、すべて終了してから処理をするように改善した。
・処理中のダイアログ表示をしっかり表示するようにした。
・最後に削除した個数を表示するようにした。
v2.1
・Universal Binary化。
・クリエータが「DIST」のAcrobat Distillerも処理前に終了するようにした。
v2.0
・検索方法を mdfind コマンドに変更。処理速度が劇的に速くなった。
・検索方法の変更で動作環境が OS X 10.4 以降になった。
v1.2
・念のため、処理前にAdobeソフトを終了するようにした。
v1.1
・処理対象が「起動ディスクだけ」だったのを、「ソフト本体が置かれているディスク」に変更。(OSX起動のClassic環境がOSX起動ディスクとは別のボリュームにある場合に対応できるようにした)
・「AdobeFnt」という文字が名称に含まれているファイルをすべて削除していたのを、なおかつクリエータが「MPS 」、タイプが「TEXT」のものだけを削除するようにした。
v1.0
・公開
クレジット
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