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Libera Memory
メモリを解放する

Mac OS X は、メモリへ格納したデータをそれが使われた後もすぐには消去しないで保持しています。再度ディスクへのアクセスが発生した時に、ディスク上のデータではなくメモリ内のデータを使うことで処理を速くする仕組みになっています。この《再利用するためにメモリへ残されたデータ》を バッファキャッシュ(Buffer Cache)といいます。
アクセスがなければ古いバッファキャッシュから消えていきますが、実際はなかなか消えてくれません。状況によっては物理メモリの空き容量を圧迫することもあります。Libera Memory はこれを素早く安全に消去します(システムのバージョンや使用状況によって消去量にかなりの差があります)。
注意:念のため、ファイルコピーやバックアップ中には使用しないでください。
▶使い方
・[Release]をマウスクリックするだけです。
・メモリ情報の一覧で消去前後の変化を確認できます。( Inactive が減り Free が増えます)
・左下の矢印マークをクリックするとメモリ情報が更新されます。
・メニュー[ファイル > 可視プロセスを終了]で一括終了できます。(option キーを押していると Finder も終了します)
▶仕様
OSX10.4までは消去量がそれほど多くありません。10.5以降は顕著な効果があります。(…と思っていたのですが、OS のバージョンというより「その時の状況次第」のようです)
Mac OS X のメモリ情報
Free(空き)
データが存在しないのですぐに使える物理メモリ容量のこと。
Wired(固定)
ディスクへページアウトされないよう物理メモリ内に固定されているデータ量のこと。
Active(使用)
物理メモリ内の今現在使用しているデータ量のこと。
Inactive(不使用)
Active のデータは、使用後も消去されずに Inactive として保持されます。再度ディスクへのアクセスが発生すると、ディスク上のデータではなくメモリ内の Inactive のデータが使われ、処理が速くなります。アクセスがなければ古いデータから消えていきますが、実際はなかなか消えてくれません。
Page ins(ページイン)
「ディスクから物理メモリへ」と移動したデータ量のこと(システム起動してからの累積値)。ページインは必ず発生するので、物理メモリの空き不足を示すものではありません。
Page outs(ページアウト)
「物理メモリからディスクへ」と移動したデータ量のこと(システム起動してからの累積値)。ページアウトが発生するのは物理メモリの空き容量が不足した時です。空きを確保するため、システムが必要量を仮想メモリとしてディスクに移動します。少々のページアウトは常識の範囲内なので気にすることはありませんが、頻繁に発生する状態ではシステムのパフォーマンスがかなり低下します。物理メモリの搭載量を増やすと空き容量に余裕ができるので、ページアウトが発生しにくくなり、快適に長時間の操作ができるようになります。
インストール/アンインストール
・インストールは Libera Memory を任意の場所へコピーするだけです。
・アンインストールはゴミ箱で消去するだけです。
初期設定ファイルは、ユーザの /Library/Preferences/monokano/LiberaMemory/ フォルダの中にあります。
動作確認
OS X 10.4.11 PPC
OS X 10.5.5 PPC/Intel
履歴
ver 1.2.0
メモリ情報表示のバグをさらに修正/inactive が減らなくなるまで処理を続けるように仕様を変更
ver 1.1.0
メモリ情報表示のバグを修正/可視プロセスを終了する機能を追加
ver 1.0.0
公開