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Libera Memory
メモリを解放する

Mac OS X はメモリへ格納したデータを使った後も、そのデータをすぐには消去しないでメモリ内に保持し続けます。再度ディスクアクセスが発生した時に、ディスク上のデータではなくメモリ内に保持したデータを使うことで処理を速くする仕組みになっています。この《再利用するためにメモリへ残されたデータ》を バッファキャッシュ(Buffer Cache)といいます。
アクセスがなければ古いバッファキャッシュから消えていきますが、実際はなかなか消えてくれません。そのため状況によっては物理メモリの空き容量が圧迫され、システムのパフォーマンスが著しく低下することがあります。
Libera Memory はバッファキャッシュを素早く安全に消去します。物理メモリの空き容量が増えることで、パフォーマンスの復帰を期待できます。
ただし、システムのバージョンや使用状況によって消去量にかなりの差があるので、まったく効果がない場合もあります。
注意:念のため、ファイルコピーやバックアップ中には使用しないでください。(作者は気にせず使ってますけど)
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▶使い方
・[Release]をマウスクリックするだけです。
・メモリ情報一覧で消去前後の変化を確認できます。バッファキャッシュが減ると Inactive 値が減り Free 値が増えます。
・左下の矢印マークをクリックするとメモリ情報が更新されます。
・メニュー[ファイル > 可視プロセスを終了]で一括終了できます。(option キーを押していると Finder も終了します)
▶ 自動実行
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アプリケーションパッケージ名に「Auto」の半角4文字を加えると、起動して自動的に処理を開始し、処理完了後に自動的に終了するようになります。
・「Auto」の4文字はどこにあっても構いません。大文字小文字どちらでもOKです。
・「Auto2」とすると2回連続で処理をします。「Auto9」の9回連続まで可能です。
・「Auto」「Auto0」「Auto1」は1回だけで終了します。
▶ 円グラフ
・円グラフの100%は「物理メモリの総量」です。
・円グラフは Google Chart API を利用しています。そのためインターネットに接続されていないと表示されません。
▶ “Free” に vm_stat を使う
メニューバー [ファイル] > [“Free” に vm_stat を使う] を選択すると、Free だけ vm_stat コマンドで取得した値を表示するようになります。OSX10.6 から vm_stat の Free の値だけが異様に少なくなったので、このオプションを設けてあります。
▶ Other
・「Other」は Libera Memory だけの呼称です。
・これは「物理メモリ総量」から「取得可能なメモリ情報(Free/Wired/Active/Inactive)」を差し引いた値です。
・Other には VRAM の総量が含まれる場合があります(参考資料)。ちなみに、アクティビティモニタのメモリ情報では、Wired に VRAM 総量が加算されている場合があります。
・[“Free” に vm_stat を使う] をON にすると、Other が異様に増える場合があります。増えた領域がなんなのかは、作者も分かりません。(OSX10.6 からこれが現れるようになった気が…)
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Mac OS X のメモリ情報
Free(空き)
データが存在しないのですぐに使える物理メモリ容量のこと。
Wired(固定)
ディスクへページアウトされないよう物理メモリ内に固定されているデータ量のこと。
Active(使用)
物理メモリ内の今現在使用しているデータ量のこと。
Inactive(不使用)
Active のデータは、使用後も消去されずに Inactive として保持されます。再度ディスクへのアクセスが発生すると、ディスク上のデータではなくメモリ内の Inactive のデータが使われ、処理が速くなります。アクセスがなければ古いデータから消えていきますが、実際はなかなか消えてくれません。
Swap used(スワップ使用領域)
「物理メモリからディスクへ」とページアウトすることで生成されたスワップファイルの合計ファイルサイズのこと。ページアウトが発生するのは物理メモリの空き容量が不足した時です。空き領域を確保するため、システムが必要量を仮想メモリとしてディスクへ移動してスワップファイルを作ります。少々のページアウトは常識の範囲内なので気にすることはありませんが、頻繁に発生する場合はシステムのパフォーマンスがかなり低下します。スワップファイルはシステムを再起動するまで消去されないので、物理メモリの空き領域を増やしてもスワップ使用領域が減ることはありません。物理メモリの搭載量を増やすと空き領域に余裕ができるので、ページアウトが発生しにくくなり、快適に長時間の操作ができるようになります。
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インストール/アンインストール
・インストールは Libera Memory を任意の場所へコピーするだけです。
・アンインストールはゴミ箱で消去するだけです。
初期設定ファイルは、ユーザの /Library/Preferences/monokano/LiberaMemory/ フォルダの中にあります。
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動作確認
OS X 10.3.9 PPC
OS X 10.4.11 PPC
OS X 10.5.8 PPC/Intel
OS X 10.6.2
注)10.5.3 と 10.5.4 ではフリーズします。10.5.6 以降にアップデートしてください。
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履歴
ver 1.5.0
・物理メモリ総量から取得可能なメモリ情報を引いた値を「Other」として表示するようにした。
・円グラフの100%を「物理メモリ総量」に固定した。
・「Wired に VRAM を加える」のオプションを削除。
ver 1.4.1
・自動実行時に円グラフが表示されない不具合を修正。
ver 1.4.0
・リストに「Swap used」を追加。
・リストから「Pageins」「Pageouts」を削除。
・円グラフを追加。
・「Free に vm_stat を使う」のオプションを追加。
・「Wired に VRAM を加える」のオプションを追加。
ver 1.3.1
OS X 10.6.2 で処理途中に停止してしまう不具合を修正。
ver 1.3.0
自動実行機能を追加
ver 1.2.0
メモリ情報表示のバグをさらに修正/inactive が減らなくなるまで処理を続けるように仕様を変更
ver 1.1.0
メモリ情報表示のバグを修正/可視プロセスを終了する機能を追加
ver 1.0.0 公開