ScriptPalette AI
Adobe Illustrator® 用のスクリプトパレットです。
注:Illustrator CS1 のパレットに似ていますが、
プラグインではなく普通のスタンドアローンアプリケーションです。
動作確認
Mac OS X 10.4.11 PPC + Illustrator CS2
Mac OS X 10.5.6 Intel + Illustrator CS2/CS3
※ Illustrator 10.0.3、CS1 でも動作すると思います。
インストール
「ScriptPalette AI」を任意の場所へコピーします。
アンインストール
「ScriptPalette AI」をゴミ箱で削除します。
初期設定ファイルはユーザの
/Library/Preferences/monokano/ScriptPalette AI/ScriptPaletteAI Prefs
使い方
1.Illustrator を先に起動します。
2.「ScriptPalette AI」を起動します。スクリプトの一覧が表示されます。
3.ダブルクリックするとスクリプトが実行されます。
仕様
・Illustrator が最前面にあるときだけ表示されます。
・Illustrator の[プリセット]→[スクリプト]フォルダの中にある
スクリプトファイルをリスト表示します。
・Illustrator が終了すると、ScriptPaletteも自動的に終了します。
(自動的に終了しないように設定することも可能)
Illustrator のバージョンによる注意点
日本語を含む JavaScript ファイルは、Illustrator のバージョンによって
動作可能なテキストエンコーディングが異なります。
以下は検証した結果をまとめたものです。
結局のところ、
▶ 10/CS1 は Shift-JIS
▶ CS2 以降 は UTF-8
と2つに分かれるようです。
日本語を使用している場合、両者に互換性はありません。
事実上、Illustratorのバージョンに応じて2種類を使い分けることになります。
ここで心配なのは、両者が混在してわけが分からなくなることです。
ヘタをすると Illustrator自体がクラッシュしたりします。
そこで、以下のようにルールを取り決めてはどうでしょうか。
▶ Shift-JIS ファイルは拡張子を「.js」に統一
▶ UTF-8 ファイルは拡張子を「.jsx」に統一
「.jsx」にすると ExtendScript Toolkit に関連付けられるので、
アイコンも統一されて分かりやすくなります。
さらに 10/CS1は「.jsx」を認識しないので安全です。
更新履歴
1.2.2 (2009.4)
○ CS4 に対応。
○ Intel 環境で javascript が動作しない場合があったのをさらに修正。
CS2以降では「do javascript file」へ「BOM付のUTF16LE」を渡すようにした。
○ CS3/CS4 用のパレットタブを追加。起動しているIllustratorのバージョンに合わせてパレットタブが変わります。
1.2.1 (2009.4)
○ Intel 環境で javascript が動作しない場合があったのを修正。
CS2以降では「do javascript file」へテキストエンコーディングの変換をせず(つまりUTF8のままで)そのまま渡すようにした。
1.2.0 (2008.7)
○ウインドウが時々表示されなくなる不具合を修正。あわせて全般的な安定性を向上。
○リストの並び順を「Finder ウインドウのリスト表示の昇順」と同じになるようにした。
1.1.1 (2007.8)
○ Intel Mac+CS3 で javascript が動作しないのを修正。
CS2以降で「do javascript file」へ「BOM付のUTF16BE」に変換して渡していたのを「BOMなしのUTF16BE」に変換するようにした。
○リストのアイコン表示を少しキレイにした。
1.1 (2007.7)
○ Universal Binary 化。
○拡張子とアイコンの表示/非表示を設定できるようにした。
○その他の微調整。
○ UTF8 に変換するソフトの同梱を廃止。
1.0(2006.5)
○ CS2 に対応。
○リストのフォルダを階層表示できるようにした。
○ウインドウをリサイズできるようにした。
○アラートが表示されても邪魔にならないようにした。
○ UTF8 に変換するソフトを同梱。
0.9(2005.6)
○公開