DTPの勉強会@東京 第1回に参加してきました。今回もとても良いセッションばかりでした!(私のは除く)
さて、メインセッション「出力・印刷の現場 ─データを受け取った現場で起こっていること─」の内容は 印刷事故を無くすコミュニケーションの重要性—DTPの勉強会第1回レビュー にスバラシク詳細にまとめられています。「ここに書いてあるから 7/24 は行かなくていいかな」と思っている方がいそうなので言っておきますと、それは大間違いです、なぜならこのセッションは、これだけの内容を網羅しながらある種の「二人漫談」にまとめあげているところに真骨頂があります。もはや「芸」の域です。こればかりは直接観ないとその面白さがわかりません。必見ですよ。(1
しかも今回は、その直後にショートセッション「ネタとしてのアナログ的手法への回帰」が続きまして、それがまたピン芸人乱入の様相を呈し、笑いと拍手喝采で締めくくられました。楽しかった!
芸といえば、えむさんの「アナログ経験者のデジタルの使い方」では、烏口とスプリングで角丸矩形を描いている動画を再生して、往事の職人芸をご披露されていました。そこかしこで「なつかし〜」との声があがりましたが、もちろん目的は手技を見せることではなく、かつては角丸矩形ひとつでもこれだけの手間と時間がかかり、そのため「先に段取りを決めておく」ことがなにより重要だった、デジタル制作の今でもそれは同じではないか、というお話でした。私も版下でしたので、その重要さは身をもって体験しています。段取りを決めて隙なく仕事をすることの快適さを忘れたくないものです。
あ、私がセッションでやった「ターミナルでヘックスダンプする方法」の詳細はいずれまた。
- あれだけの内容を数時間のあいだず〜っと楽しく面白く聞かせるなんて想像できないでしょ。それを本当にやっちゃうんです。すげ〜 [↩]
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