InDesign Glee 1.3.3 を公開！
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- inddのバージョン取得処理にかなり時間がかかる場合があったのを、なるべく短くなるように改善。
- inddとInDesign.appのバージョンが完全に一致したら情報ウインドウで上位バージョンのappで開けないようにしているのを、あえて開くこともできるように機能追加した。
上記の処理時間が１分くらいかかってしまうこともあったようです。今のところ、これを絶対に避ける方法はないのですが、そうなる確率をうんと減らすようにしました。
［上位バージョンのappで開けない］は、実はv1.3.1で実装していたのでした（すっかり忘れてました…）。誤って上位バージョンで開いてしまうのを防ぐためだったんですけど「ちょっと困る」という声も寄せられたので、開ける設定を設けました。情報ウインドウ右下の▶をクリックするとメニューが出ますよ。
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ちょっと解説
- inddファイルの中にはドキュメントヒストリーが書き込まれていて、Gleeはそこからサブバージョンを取得します。（メジャーバージョンはファイル先頭付近のバイナリ情報で取得）
- inddの保存を繰り返していくと、ドキュメントヒストリーがゴチャゴチャになっていき、記述箇所もどんどんファイルの先頭から遠ざかる傾向が見られます。そうするとGleeの処理時間も長くなります。
- inddを［別名で保存］すると、ドキュメントヒストリーがすっきり整理され、ファイルのかなり先頭に近いところに書き込まれます。こういう状態ならGleeの処理は速いです。
- また、ディスクアクセスに遅延がある場合（システム起動直後などに発生します）、Gleeはサブバージョン取得漏れを防ぐためにinddをすべて読み込むことがあります。ファイルサイズが大きいとかなり時間がかかります。
- ドキュメントヒストリーが書き込まれてる箇所のオフセット値があるといいのですけど、それがあるのかどうかすら分からないため、サブバージョン取得漏れを防ぐには最終的にinddを全部読み込んで調べるしかないのが実情です。