1年前に「IVS Checker 開発版」を公開したのですけど、使っているツールのライセンス関係で公開を停止していました。実は、それはすでに解決しています(関係各位に深く感謝します)。でもすぐに再開しなかったのは、以下の理由からです。
- エディタとしての基本機能があまりにお粗末
- IVSを扱うためのUIが分かりにくい
- すぐに再開しなければいけないほどの緊急性がなかった
さて、今月の12日に「Unicode IVS Add-in for Microsoft Office」が無償公開されました。これは「OSもIMEもOfficeソフトもIVSに対応してなくても、対応フォントさえあれば “IVSもどき” に変換して入力・表示・印刷できるようにしてしまう」というものです。無茶しますねぇ(1。IVS Checker を公開する緊急性が一気に高まりました(2。
そして、エディタの基本機能の方は、次バージョンの浮紙でコツコツと取り組んできたことが実を結びそうな段階になっています。
ということで、UIをもうちょっと分かりやすく作り直して、年内にお披露目できればいいなーと思っております。
- 参照:IVSアドインをインストールしてみたよ [↩]
- 参照:MS IVSアドインでDTPにはどんな影響があるのか [↩]