SPAi 3.0.0

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新作「SPAi」を公開しました!「ScriptPalette AI」と「ScriptKeyAi」の機能を統合したVer.3のメジャーバージョンアップです。

ダウンロードはSPAi専用ページからどうぞ。使い方なども専用ページをお読みください。

ここでは前バージョンとの主な違いを説明しますね。

  • パネルをダブルクリックしてスクリプトを実行してもキーイベントを喰いません。直後にそのままIllustratorをキー操作できます。
  • 設定可能なショートカットキーを増強。設定方法もシンプルに。
  • Illustratorが複数バージョン起動していてもスクリプトを実行できます(ただし複数バージョン起動対応はJavaScriptのみ)。

ほかにもかなり細かいところまでブラッシュアップ。さらに超強力サポートメンバーのアイデアも盛り込んで、私自身も想定していなかったくらいのレベルになっています。システム要件はOS X 10.7以降ですけど、どうぞ使ってみてください!

ScriptKeyAi 2.2.0

ScriptKeyAi_128
ScriptKeyAi を 2.2.0 にアップデートしました。ScriptKeyAi Web サイト

  • システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」や「セキュリティとプライバシー」での設定を不要にした。
  • ウインドウのアニメーション効果を使用停止にした。

2.1.1で問題なく使用している方は、とくにダウンロードしなくていいと思います。どうしてこのアップデートをしたのかというと、ver.2で最後のメンテナンスをしておこうと思ったからです。

実は近日中にver.3へメジャーバージョンアップします! でもシステム要件がOS X 10.7以降になってしまうので、それ以前のOS Xでは使えません。DTPではまだまだ古いOS Xを使っている環境もあり、ver.2を使い続ける方もいると思うので、最後のメンテナンスをした次第です。

HFS+のテキストエンコーディング

HFS+はファイルやフォルダなどのアイテム名をどのテキストエンコーディングで扱っているのでしょうか?

Appleは最近までこの情報をドキュメントに記載して公開していたのですが、今はしていません(2016年10月現在)。それでも第三者によるアーカイブがかろうじて残っており、典拠として貴重なのでここに記録しておきます。
2009年時点のFile Systems and Unicode Support
追記:いつのまにかリンク切れしていました。キャプチャを貼っておいてよかった…。
Apple - File Systems and Unicode Support

見ての通りUTF-16ですね。インターネット上ではUTF-8-MACであるとの説明が散見されますが間違いです。
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Glee 1.8.2

Glee_icon
Glee 1.8.2 を公開しました!
ダウンロードは Glee Web サイトでどうぞ。

  • フルバージョン取得をさらに改善。

ドキュメントヒストリーのフルバージョン情報がindd内のどこにあるのかは全く分かりません。アドレスがあるのかどうかも分かりません。暗闇の中を手探りで見つけ出しているのが現状です。しかもGleeは、inddとInDesign.appの中継を前提にしていて、そこで時間がかかるとかなりストレスになるので、なるべく早く見つけ出したい。この「早く」の程度が難しくて、inddによってはフルバージョン取得を諦めるしかないものもでてきます。

v1.8.1は「諦めるindd」がまだ多すぎる印象を受けました。そこでv1.8.2はもうちょっとガンバって諦めずに調べるようにしました。このくらいが落とし所かなとこれも手探りで決めて、なので少し時間がかかるinddも出てきます。最大で20秒くらいかかると思います。でも「諦めるindd」はかなり減ったはず。

旧AiファイルをMac版CS以降で開く時に文字化けを防ぐ方法

更新:CC以降のマッピングファイルの場所を追記しました。


注1:ここで説明する方法は、くれぐれも自己責任で慎重に行ってください。

旧Aiファイル(=シフトJISベースで保存されるv10までのAiファイル)をMac版CS以降で開くと、シフトJIS外字がすべて化けます。こんな具合に。
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