文字コードの包摂について

文字コードの字体包摂の根拠を「人間が文字をそう認知しているから」と説明する向きがありますが、私は常々そうではないのではないかと感じています。

文字コードは工業生産の体系です。人間の言葉の体系ではありませんし、文字の体系でもない。これがまず大前提。

工業生産の体系で言葉を扱うのが文字コードです。そして人間の言葉の体系は決してそのようにはできていない。このとき文字コードは、言葉に合わせるのではなく、一方的に言葉を自分に合わせようとする。

工業生産体系の価値は、実利性の一点にあります。役に立たたなければ誰にも使われない。そのため、ひたすら実利性の確保を妨げるものを排除する。人間の役に立つために。続きを読む →

zip を解凍できない現象について

ここで公開しているソフトは zip 圧縮をしています。いつの頃からか、その zip を解凍すると「ファイル名末尾に .cpgz が付いたファイルが生成されて解凍できない」という現象が発生しているようです。どの環境でも必ずそうなるというわけではなく、原因はまだ不明。

ググってみると、その現象が発生するのは「Safari でダウンロードして、OS X デフォルトのアーカーブユーティリティで解凍するとそうなることがある」らしいです。

ということで、.cpgz になってしまったら、以下のいずれかの方法で解凍できるようです。

  • StuffItExpander で解凍する
  • Firefox または Google Chrome でダウンロードする

IVS Checker 開発版 2

IVS Checker を開発版の第2弾として公開します。

IVS Checker は、浮紙へ移行することを目標にしています。今もほとんど毎日、なんらかの修正変更が加えられています。その度に使い方の説明を書き換えるのは困難なので、説明書きはありません。すいません! でもいじっているうちになんとなく分かると思います。

今回は「付箋機能とテキスト処理機能がない新しい浮紙」だと思ってもらってかまいません。かなり中途半端な公開方法になってしまいましたけど、IVS Checker としては公開できるレベルになったので、あえてこうしてみました。

新しい浮紙は、しっかりと準備した上で公開します。お楽しみに!

追記:
IVS Checker のダウンロードは 浮紙の専用サイト でどうぞ!

InDesign Glee 1.3.4

InDesign Glee 1.3.4 を公開!
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  • 情報ウインドウで上位バージョンのappで開けないようになる条件を修正した。

作った本人が仕様の把握に混乱してしまい、「情報ウインドウで上位バージョンのappで開けないようになる条件」が以下のように異なっていました。

v1.3.2まで: inddとappのバージョンが[x.x]まで一致したら上位バージョンで開けなくなる
v1.3.3のみ: inddとappのバージョンが全て一致したら上位バージョンで開けなくなる

この機能は、誤って上位バージョンで開いてしまうのを防ぐためですから、1.3.2までの仕様でよかったんですね(thanks! あかつきさん)。ということで、仕様を戻して 1.3.4 とすることに。

わかりやすく言うと「inddとappが同じリリースバージョンなら上位バージョンで開けないようになる」ということです(わかりにくい?)

FreeMan、そして Libera Memory シリーズ本当に終了宣言

Libera Memory と Libera Memory Resident を合わせたような「FreeMan」というソフトがあるのを今知りました。素晴らしいですね!

これでやっとLibera Memoryシリーズを本当に開発終了できます。しばらくはダウンロードできるように残しておきますが、OS X 10.6以降でしたらFreeManを使ってくださいな。