ScriptKeyAi のユーザさんが自力で「やばい文字」を見つけてくれました。
さらにあかねさんとMD5500さんの詳細な検証を経て、その全貌が明らかに!
- スクリプトファイルのフルパスに「やばい文字」があると、イラレさんが反応しなくなる
- そのイラレさんはCS3とCS4のみ
- PPC、Intel、OSXのバージョンは無関係
- スクリプトファイルがファイルサーバにあるとなぜか反応したりする
- たぶんMac版だけの現象
「やばい文字」っていうのは、全角英数や全角記号などです。この文字がフルパスに 1 つでもあると、CS3とCS4のイラレさんはご機嫌を損ねてスクリプトを実行してくれません。どうして今まで気がつかなかったんだろ…。(詳細は最後に)
で、その「やばい文字」を人間の目で探すのはかなり大変です。ということで、やばい文字をチェックするアプリ『Yabai Checker』を作りましたよ。
Yabai Checker 1.1 ダウンロード (3.7KB) OS X 10.4.11以降 PPC/Intel [2015.2.26]
「やばいがいちいちうっとうしい!」という方は→ 1.2 ダウンロード
Yabai Checker の使い方
起動すると真っ白いウインドウがあらわれます。
この中にスクリプトファイルをドラッグ&ドロップ。
やばい文字があると…
やばい文字が赤くなります。一目瞭然。
右上の▶を押すと、やばい文字を次々に選択します。
全角スペースもやばい文字なんですけど、赤くなりません。それも▶で探せます。やばい文字が検出されないようにファイル名やフォルダ名を修正してください。
文字っ子向け「やばい文字」の話
ここまで読んだ文字っ子のみなさんは、もうお分かりですね。そうです、やばい文字とは「互換分解される文字」なんです。CSってUnicode正規化でグダグダになってましたよね。それがCS3とCS4のこんなところに潜んでいたんです。びっくり。
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