InDesignで引用符を合成フォントの特例文字で欧文フォントにしている場合の引用符のアキ量設定の文字クラス

InDesignで英数字だけ欧文フォントにするには合成フォント機能が便利ですよね。デフォルトでは引用符が和文フォントになるので、特例文字を追加して引用符を欧文フォントにすることもあります。InDesignが大好きな皆さんもよくやっていることでしょう。

この時にその引用符はアキ量設定のどの文字クラスになるのか。この文字クラスに非常に大きなトラブルの種があることが判明しました。まずは結果から見てください。


ここで分かることは3つ。

  • CIDベースのON/OFFで文字クラスが変化することがある。
  • 縦組み引用符なんちゃらのON/OFFで文字クラスが変化することがある。
  • InDesignのバージョンによって文字クラスが異なることがある。

次に、実際に私が遭遇した事例です。


ここで何が起こったのか。CS4ではCIDベースがONでしたので、引用符の文字クラスは「欧文」でした。これをCC 2019で開くと「縦組み引用符なんちゃら」はCS4に実装されていなかったのでOFFの状態で開かれます。上記の表を見てください。CIDベースON+なんちゃらOFFなので引用符の文字クラスが「その他の和字」に変わってしまったんですね。なんちゃらをONにすると「欧文」になって元通りになるというわけです。

これはまだ元通りにできたから良い方です。これがCS6だったら、最新のInDesignで開くとCIDベースをOFFにするしかない。でもそうすると別の箇所で変化が起こるかもしれない。

非常に大きなトラブルの種があるってこと、分かってもらえたでしょうか。

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