Name Validator を 4.3.0 にアップデート

downloadのページと Help
こういう告知をするのも久しぶりな気がしますよ。
変更点は以下の通り。

  • 「非互換ネームのみ表示」が階層表示では不可だったのをできるようにした。
  • シンボリックリンクを検証対象外にした。
  • 文字編集フィールドのサイズを広くした。
  • 文字編集フィールドに拡張子を表示させない機能を追加した。
  • 文字編集フィールドの非互換文字着色を明るい赤に変更した。
  • 終了時のウインドウサイズと位置を次回起動時に反映するようにした。
  • ウインドウがひとつもない時にDockアイコンをクリックすると新規ウインドウが表示されるようにした。

相変わらずややこしいですが…。

追記:大事な新機能を書き忘れてました!

  • バッチに「Unicode→CP932→Unicode」を追加した。

メニューバー[編集]>[バッチ…]で出てきます。

で、これはなにかというと「¢£¬—−‖〜」といったWindowsでは困ったことになる文字を「¢£¬―-∥~」に変換するのに便利です。とくに「〜(U+301C)」はMacで普通にキー入力されますが、

  • これがzipファイル名にあるとWindows環境でエラーになって解凍できない
  • これが生データのファイル名にあるとWindows環境でzip圧縮できない

といった困ったことになるのですが、「Unicode→CP932→Unicode」で変換すると「~(U+FF5E)」になるので大丈夫。ただしCP932にない文字は全部「?」になるので注意です。まあそういう文字も同様に困ったことになるので使わない方がいいってことです。

Name Validator を改修中

Name Validator を改修しております。このソフトは開発時に汎用性を重視して網羅的に実装した結果、文字コードマニアぶりが炸裂して妙に使いにくくなってしまったという悲しい致命傷を負っておりますが、こうしたソフトは皆無ですし、見た目ほど複雑ではないので(たぶん)Mac/Win混在環境で困っている方はぜひ一度お試しくださいませ。近日アップデート予定!

というか、Help の説明がワケわからんちんなんですよねえ。自分で書いておいてなんですけど。

言葉というより音に近い

ツイッターをやりだして2カ月近く。面白くてたくさんツイートをしたのですが、結局のところ「すべてを言葉のまま解消してしまう」のが残念でならないことにやっと気づきました。すぐに言葉を出すよりも、自分の中で醸成させて、言葉以外の持続的な出し方を見つけることの方が私には大切なのですが、ツイートはすべてを言葉にとどめたままそこで終わらせてしまいます。

言葉というより、これはむしろ音に近い。外に放たれるとあっというまに減衰して消滅する音です。もちろんそれ自体が悪いわけではなく、私にとって「大切に育てていたかもしれない何かの種」が自分に残らないのは、狼狽するほど好ましくないのです。