SPAiのショートカットが反応しないとき(macOS 10.14 以降)

macOS 10.14(Mojave)以降で、はじめてSPAiのショートカットを使おうとすると、かならず下図のようなアラートが表示されます。

ここで「OK」ボタンを押してください。そうすることで[システム環境設定… > セキュリティーとプライバシー > プライバシー > オートメーション]に設定が自動的に追加されます。これは必須の設定です。この設定がされれば、以降のアラート表示はなく、ショートカットも効くようになります。

もしSPAiのショートカットが反応しないときは、[オートメーション]を確認して、チェックをONにすれば大丈夫です。

一度もアラートが表示されず、[オートメーション]にもSPAiが表示されない場合は、macOSのシステム側になんらかの問題があると考えられます。システム再インストールをお勧めします。

GlyphsのvertOriginの改善と問題

Glyphsは2.6.2のリリース時点でvertOriginの設定に重要な変更をしています。その変更は編集ビューで縦組にした時の情報パネルに反映されました。

情報パネルの見た目が大きく変わっています。ここで最も重要な変更は「o default」と表示されている項目が新たに追加されたことです。この箇所でvertOriginの数値を直接設定できるようになりました。

vertOriginについて

そもそもvertOriginとは何でしょうか。全角アルファベットと全角記号のグリフを例にして説明します。
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SPAi 3.5.0

SPAi アイコン

SPAiを3.5.0にアップデートしました!
ダウンロードはSPAi専用ページからどうぞ。

  • スクリプトパネル上部のIllustrator名表示を少し大きくした。
  • 明るさ自動調整を廃止した。

ダークモード対応は見送り。明るさ自動調整を廃止したのは、MojaveでOS側の制限がキツくなってしまって、2020を含む複数バージョンのIllustratorを同時起動して切り替えると、2020が最前面になるたびにアラートが表示されてしまうようになったからです。

SPAiは明るさ自動調整がONならIllustratorが最前面になるたびにUIの明るさを確認していたのですけど、これが2020で反応されまくってしまうんですね。仕方がないので、明るさ自動調整そのものを廃止にすることにした次第です。(hamkoさんに感謝!)

Illustrator名表示を大きくしたのは、あかつきさんのリクエスト。DTPerはもうみんな老眼だし、このくらいがちょうどいいよね!