勉強会のショートセッションで、OS X のターミナルでファイルをバイナリで開く方法をちらっとお話しました。Illustrator ファイルなどのバージョン確認に便利かも、と思って xxd コマンドを使ってみたのですが、よ〜く考えたらもっと良い方法がありましたよ。エディタで開くよりず〜〜っとラクチンです。
- ターミナルを起動して「cat 」の4文字(4文字目は半角スペース)を入力。
- そのままターミナルのウインドウにファイルをドラッグ&ドロップ。
- [return] キーを押して実行。ウインドウにファイルの中身が表示されていきます。
- 数秒後に [command+ピリオド] で中止。
- [home] キーで先頭を表示させて上から見ていく
こんな感じでどうでしょう? 「cat」はネコさんじゃないですよ〜。連結(concatenate)の意味で、そもそもは複数ファイルを連結して出力するものです。1ファイルでも出力されるので、中身をちょっと確認するのに便利。エディタだと全部読み込んで表示するので遅くてイライラしますが、cat なら途中で中止できるので素早いです。さらに cat はやっぱりネコさんみたいでカワイイので、すぐに覚えられます(笑
追記
慣れてきたら cat のかわりに「strings 」 でやってみてください。読める文字だけ表示してくれるので、こっちの方が快適です。