FILL Idを1.1.0にアップデートしました。
ダウンロードは FILL Idのページからどうぞ。
作った本人が毎日よく使っているアプリのひとつです。このショートカットを無意識に手癖のようにしてInDesignを使っています。機能も仕様もほとんど変わらないまま、気づけば15年経っていました。
今回のアップデートでやっと実現できたのが、「完全フォーマットなしでペースト」を実行した後の取り消しです。これまで2回のUndoが必要でしたが、1回で済むようになりました。15年越しの念願達成。うれしいですねえ。
AppleScriptでInDesignのundo modeをどうやって使うのかは情報が乏しく、しかもFILL IdはXojoのプラグインでNSAppleScriptMBSを使っており、その兼ね合いでまた悩ましかったりしていました。そもそもdo script自体が引数をハンドラにするとundo modeが発動しないんですよね。いろいろ試行錯誤した結果、ハンドラではなくコードを文字列として渡せばundo modeが発動することが分かりました。このあたりはJavaScriptと異なり気づきにくいと思うので、ここに書いておきます。
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ものかのさん
お世話になっています。とても大好きなFILL Idの更新ありがとうございます。
現在、Mojave 10.14.6でv1.1.0を使っていますが、正しく動作しません。
挙動としては、FILL Idの機能が何も動きません。
InDesign CC2019〜2021で試しましたが、
表示/非表示、ズームイン・アウト、完全フォーマットなしでペーストなど、
すべての機能が一切反応せず何も起きない、という状況です。
一旦以前のバージョンに落として使っています。
取り急ぎご報告まで!
私も会社のMojaveではキーボードショートカットがまったく反応しなくて、未Apple公証版を使っています。未Apple公証版なら動作するはずですよ。
私が公開しているアプリで、グローバルなキーボードショートカットを使用するものは、すべて未Apple公証版にする必要があるようです。Appleのセキュリティが強くなってしまった影響で、いかんともしがたいんですよね…。一応、公証版をメインにしていますけど、今後は引っかかるアプリを未Apple公証版のみにするかもしれません。